証券・NISA

【実額公開】新NISA・旧NISAの運用実績(2026年7月)|総資産1,068万円・含み益+300万円の中身をぜんぶ見せます

今月から、筆者のNISA運用実績を実額で公開する月次連載を始めます。

筆者の証券口座は2社体制です。旧NISA(一般NISA・つみたてNISA)時代の資産が楽天証券に、2024年からの新NISAがSBI証券にあります。乗り換えた人にはよくある構成だと思いますが、「旧NISAの資産をこれからどうするか」と「新NISAをどう埋めていくか」を同時に考えることになるので、その記録が誰かの参考になれば幸いです。

先に今月の結論です。

項目 金額
総資産(証券2社合計) 10,680,988円
評価損益 +3,004,864円(+39.1%)
うちSBI証券(新NISA) 7,715,815円
うち楽天証券(旧NISA・つみたてNISA) 2,965,173円

※2026年7月11日時点の評価額。参考為替レートは1ドル=161.69円です。

口座別の構成

NISA口座別の資産構成(2026年7月11日時点)

新NISA(SBI証券)が全体の72%を占め、旧NISA・つみたてNISA(楽天証券)が28%。新NISAの2枠がほぼ同額(成長投資枠399万円・つみたて投資枠372万円)まで積み上がってきました。

SBI証券・新NISA成長投資枠:3,993,699円(+703,271円)

成長投資枠は「国内の個別株」と「分配金がもらえる高配当ファンド」の2本柱です。

国内株式(1,180,660円)

銘柄 保有数 評価額 評価損益
ヒューリック 300株 526,500円 +111,000円
丸井グループ 100株 293,150円 +61,350円
神戸製鋼所 100株 186,000円 +22,000円
ヤマハ発動機 100株 124,350円 +15,050円
NTT 200株 29,520円 -1,280円
ソフトバンク 100株 21,140円 -860円

配当利回りと株主優待を意識した銘柄選びです。ヒューリックが+11万円と好調な一方、NTTは旧NISA分(後述)と合わせてしっかり含み損。「大型で安心そうな株」が一番へこんでいるのは面白いところです。

投資信託(2,813,039円)

ファンド 評価額 評価損益
SBI全世界高配当株式(年4回決算型) 1,028,843円 +238,440円
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス 454,325円 +46,812円
SBI・V・先進国株式(除く米国) 372,217円 +110,139円
eMAXIS Slim 先進国リートインデックス 244,981円 +46,228円
iFree 新興国債券インデックス 244,162円 +40,405円
eMAXIS Slim 国内リートインデックス 226,209円 +21,458円
eMAXIS Slim 国内債券インデックス 189,399円 -15,373円
SBI日本高配当株式(年4回決算型) 44,534円 +4,533円
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 8,369円 +3,369円

主力はSBI全世界高配当株式で、これは分配金を「受取」に設定しています。非課税で受け取る分配金はキャッシュフローとして純粋に嬉しく、含み益+23.8万円と値上がりも両取りできています。一方で唯一のマイナスが国内債券インデックス。ここは楽天口座の同じファンドも含み損で、筆者のポートフォリオの弱点が「国内債券」に集中していることがわかります。

SBI証券・新NISAつみたて投資枠:3,722,116円(+1,187,302円)

ファンド 評価額 評価損益
iFree 日経225インデックス 1,473,034円 +570,980円
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 1,049,081円 +258,712円
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 772,051円 +255,932円
SBI・V・全米株式インデックス 427,950円 +101,678円

つみたて投資枠は完全放置の積立です。損益率でみると口座全体で+46.9%と、今回公開する4口座の中で最も優秀でした。

意外に思われるかもしれませんが、一番の稼ぎ頭は米国株ではなく日経225(+57.1万円)。日本株の上昇局面をつみたてでフルに拾えた形です。「つみたては全世界かS&P500」が定番ですが、指数を分けておくと、どちらかが不調な月でも精神的にラクというメリットを実感しています。

楽天証券・旧NISA:2,023,320円(+571,875円)

旧NISA(一般NISA)時代の買付分です。個別株から債券・リートまで雑多に入っており、いま見ると「試行錯誤の跡」がそのまま残っています。

銘柄・ファンド 評価額 評価損益
丸井グループ(220株) 644,930円 +129,140円
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 367,909円 +199,625円
淺沼組(250株) 213,250円 +33,725円
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス 174,867円 +39,867円
iFree 新興国債券インデックス 117,051円 +42,051円
eMAXIS Slim 先進国リートインデックス 91,409円 +33,909円
eMAXIS Slim 国内債券インデックス 91,365円 -13,635円
クラウドフレア(NET・2株) 86,795円 +64,247円
楽天グループ(100株) 80,320円 +32,230円
たわらノーロード 国内リート 72,531円 +7,531円
NTT(300株) 44,280円 -4,836円
ダイワ・US-REIT・オープン 21,267円 +3,600円
センチネルワン(S・6株) 17,346円 +4,421円

ハイライトは米国株のクラウドフレア。2株だけの遊び枠が+284.9%まで育ちました。金額は6.4万円と可愛いものですが、「非課税口座で当たるとこうなる」の見本として残しておきます。

旧NISAの出口問題が今年後半のテーマ

ここが今の筆者にとって一番重要な論点です。旧一般NISAの非課税期間は買付した年から5年で、ロールオーバー制度は終了しているため、期限が来た分は売却するか、課税口座に自動払い出しされるかの二択になります。筆者の残っている買付分は、2026年末〜2027年末にかけて順次期限を迎えます。

課税口座に払い出されると「払い出し時点の価格」が新しい取得価格になるため、含み益が大きい銘柄ほど「期限内に売る/新NISAの枠で買い直す」の判断が効いてきます。この対応は実行したタイミングでこの連載に書きます。

楽天証券・つみたてNISA:934,994円(+541,661円)

ファンド 評価額 評価損益
楽天・全米株式インデックス(楽天・VTI) 318,766円 +185,433円
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 221,917円 +131,917円
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 188,276円 +98,276円
iFree 日経225インデックス 129,310円 +79,310円
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) 76,725円 +46,725円

旧つみたてNISAの非課税期間は買付年から20年あるので、こちらは出口を焦る必要がありません。口座全体の損益率は+137.7%と全口座中トップ。「時間をかけたつみたてが一番強い」を自分の口座が証明してくれています。基本方針は満期まで放置です。

今月の気づきと方針

  • 資産クラス別では投資信託78.8%・国内株式20.3%・米国個別株1.0%。インデックス中心の骨格は維持しつつ、成長投資枠の高配当ファンドで分配金というキャッシュフローを育てる方針は変えません
  • 含み損は国内債券インデックス2本とNTT・ソフトバンクのみ(合計約-3.6万円)。全体の+300万円に対して十分許容範囲で、リバランスは急ぎません
  • 最優先タスクは旧NISAの出口。期限が近い買付分から、売却して新NISAの成長投資枠で買い直すのが第一候補です
  • ちなみに楽天証券での累計受取配当・分配金は121,492円でした。非課税の配当は本当に効きます

この連載について

この記事は、楽天証券・SBI証券からダウンロードした保有資産CSVを自作スクリプトで集計して書いています(手作業は月1回のCSVダウンロードだけ)。毎月同じフォーマットで定点観測し、前月比も次回から掲載予定です。

来月は「旧NISA出口戦略の具体化」を予定しています。


※本記事の情報は2026年7月11日執筆時点のものです。評価額・為替レートは日々変動します。
※記載の銘柄・ファンドは筆者の保有記録であり、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資は元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。
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